「今日のおかず、何を入れよう……」。朝、冷蔵庫の前で手が止まってしまう日はありませんか。
子どものお弁当がある日の朝は、朝食づくり、身支度、自分の出勤準備などが同じ時間帯に重なります。そこから主菜まで一から作るのは、なかなか大変です。
そんな日に頼りになるのが、冷凍庫にストックしておける主菜です。松屋の冷凍メニューを「温めるだけ」または「温める+ひと工程」で使えば、朝に作るおかずそのものを減らせます。
この記事では、子どものお弁当に使いやすいおかずアイデアを6つと、冷凍食品をお弁当に入れるときに欠かせない加熱・冷まし方・汁気・保冷のポイントを紹介します。
朝のお弁当作りに時間がかかるのはどの工程?

お弁当作りをラクにするには、最初に手間のかかっている工程を整理することが大切です。調理だけでなく、献立を決める時間や冷ます時間も含めて考えると、見直しやすいポイントが見えてきます。
献立を考える時間が意外と長い
朝になってから冷蔵庫を開け、「肉はあるかな」「昨日と同じにならないかな」と考えていると、その間は調理が進みません。前日に何も決めていない場合は、その判断が朝の準備とそのまま重なります。候補が多いほど迷いやすく、ほかの身支度と重なれば気持ちも焦ってしまうでしょう。
主菜を一から作ると工程が増えやすい
肉や魚を切る、下味をつける、焼く、味を調える。主菜は工程が多く、そのぶん時間がかかります。特に揚げ物は、油を用意して温度を上げ、揚げたあとに片づけるところまで考えると、朝に取り入れるのはなかなか難しいものです。
一方で、ミニトマトを洗って詰める、冷凍野菜を加熱して和えるといった副菜や彩りの品は、比較的短い時間で用意できます。朝の負担が大きいのは、やはり主菜のほうです。
冷ます時間も見込んでおく必要がある
お弁当は、できたてをそのまま詰めて蓋を閉めるわけにはいきません。農林水産省は、ごはんやおかずを温かいうちに盛りつけると弁当箱に蒸気がこもって水分となり、傷みの原因になると注意を呼びかけています。粗熱を取る時間まで逆算すると、主菜の準備は起きてすぐの早い段階で始めておきたい工程だとわかります。
前夜と朝の役割を分けて、お弁当作りをスムーズに

朝の作業をすべて減らそうとすると、前夜の負担が大きくなり、続かないこともあります。前夜は「決める・出す」、朝は「加熱する・冷ます・詰める」と役割を分けるのがポイントです。
前夜は「主菜を決める・道具を出す」まで
夜のうちにやっておきたいのは、翌日に使う冷凍メニューを決めておくことです。商品自体は表示どおり冷凍庫で保存したままにし、「明日はこれを使う」と決めるだけで構いません。あわせて、弁当箱・おかずカップ・箸・保冷バッグなどを出しておきましょう。朝に必要な道具を探さずに済むだけでも、動きはスムーズになります。
朝は主菜の加熱から始め、冷ましている間にほかを用意する
朝はまず、冷凍メニューの加熱から始めます。粗熱を取っている間に、ごはんをよそう、卵料理を作る、定番の副菜を詰めるといった作業を進めれば、待ち時間が無駄になりません。「加熱→冷ます→詰める」の順番を毎回固定しておくと、衛生面と時短を両立しやすくなります。
「主菜1品+定番副菜」でパターン化する
毎日すべてのおかずを変えようとすると、献立を考える負担が戻ってきます。日替わりにするのは主菜だけにして、副菜は卵料理や冷凍野菜など家庭の定番から組み合わせる方法もあります。迷う工程そのものを減らしておくと、忙しい日でも同じ手順を再現しやすくなるでしょう。
冷凍メニューをお弁当に使うときの基本ルール

冷凍メニューをお弁当に使うときは、家で食べるときとは違う注意点があります。おかずのアイデアを見る前に、前提として押さえておきたい4つのルールを確認しておきましょう。
自然解凍の可否はパッケージの表示で確認する
冷凍食品には、自然解凍で食べられるものと、加熱してから食べるものがあります。「自然解凍でお召し上がりいただけます」と明記された商品以外は、凍ったまま詰めず、表示どおりに加熱してから使いましょう。たとえば松屋の「焼き銀鮭」の商品ページには、解凍しただけでは食べられず、加熱調理が必要だという旨の記載があります。商品ごとに条件が異なるため、必ず個別に確認してください。
加熱したら、しっかり冷ましてから詰める
ごはんやおかずの加熱後は、粗熱が取れるまで置いてから詰めます。温かいまま蓋を閉めると内部に水滴がたまり、傷みやすくなります。なお、ごはんは平らに広げておくと早く冷めます。副菜に卵料理を加える場合は、半熟にせず中心までしっかり火を通してから、同じように冷ましてください。
汁気はできるだけ切ってから入れる
つゆのあるメニューは、加熱後に軽く汁気を切ってから使います。ごはんの上にのせるときは、間に薄焼き卵やのりを敷くと染みにくくなります。ほかのおかずに味や水分が移らないよう、おかずカップで仕切っておくと安心です。
気温の高い時期は保冷剤と保冷バッグを併用する
農林水産省は、お弁当を長時間持ち歩くときは保冷剤や保冷バッグを利用するよう案内しています。作ってから食べるまでの時間を考え、暑い時期は保冷剤を添える、保冷バッグに入れて直射日光を避けるといった対策を組み合わせましょう。
参考:農林水産省「お弁当づくりによる食中毒を予防するために」
松屋の冷凍メニューで作る子どものお弁当おかずアイデア6選

ここからは、具体的なおかずのアイデアを紹介します。使うのは、牛めしの具・豚生姜焼き・松のやサックサクロースカツ・焼き銀鮭の4商品です。いずれも冷凍メニューを活用し、簡単な調理を加えるだけで用意できます。加熱時間は商品や電子レンジの機種によって変わるため、必ずパッケージの表示を確認してください。大きさや味付けは、子どもの年齢や好みに合わせて調整しましょう。
①牛めしの具入り卵焼き
定番の卵焼きに、味の付いた牛肉と玉ねぎを混ぜ込むアイデアです。
【材料(作りやすい分量)】
- 牛めしの具:1袋(うち約半量を使用)
- 卵:2個
- サラダ油:少々
【作り方】
- 牛めしの具を袋の表示どおりに加熱する(プレミアム仕様135gは500Wで3分20秒が目安)。
- 半量を取り分け、汁気を切って粗みじんに刻む。
- 溶き卵に混ぜ、油をひいたフライパンで中心までしっかり火を通しながら巻く。
- 粗熱を取り、一口サイズに切り分ける。
牛めしの味が卵に移るため、追加の調味料は控えめでも十分です。切る幅を変えれば、年齢に合わせて一口の大きさを調整できます。残った具はごはんにのせて、その日の朝食に回すと無駄がありません。
②牛めしの具と彩り野菜のさっと炒め
茶色に偏りがちな主菜に、色を足したいときのアイデアです。
【材料(作りやすい分量)】
- 牛めしの具:1袋(うち約半量を使用)
- ピーマン・にんじん・いんげんなど:合わせて30g程度
【作り方】
- 牛めしの具を袋の表示どおりに加熱する(プレミアム仕様135gは500Wで3分20秒が目安)。
- 野菜を細切りにし、フライパンで火が通るまで炒める。
- 加熱した牛めしの具の半量を、汁気を切ってから加え、水分を飛ばすように短時間炒め合わせる。
肉の下処理も一からの味付けもいらず、野菜を刻んで炒めるだけで仕上がります。汁気が残ると弁当箱の中で広がってしまうため、最後は少し強めの火で水分を飛ばしておきましょう。
③豚生姜焼きとピーマンのミニ炒め
肉のメニューを変えたい日には、豚生姜焼きという選択肢もあります。1食65gと小さめで、お弁当に取り分けやすいサイズです。
【材料(作りやすい分量)】
- 豚生姜焼き:1食
- ピーマン:1/2個
【作り方】
- 豚生姜焼きを袋の表示どおりに加熱する(500Wで1分30秒が目安)。
- 食べやすい大きさに切り、細切りにしたピーマンとさっと炒め合わせる。
すでに味が付いているので、調味料を何種類も量る必要がありません。なお、原材料としてはちみつが使われているため、1歳未満の乳児には与えないよう注意してください。
④ロースカツのひと口ソースカツ
朝に揚げ油を用意せず、揚げ物の主菜を入れたい日の候補です。
【材料(作りやすい分量)】
- 松のやサックサクロースカツ:1枚
- 中濃ソース:少々
【作り方】
- ロースカツを袋の表示どおりに電子レンジで加熱する(レンジ加熱で2分が目安)。
- 子どもが食べやすい大きさに切り、刷毛などでソースを薄く塗る。
ソースをかけすぎると衣が湿り、汁気の原因にもなります。薄く塗る程度にとどめ、粗熱を取ってから詰めましょう。1枚90gと食べごたえがあるので、半分を大人のお弁当に回せます。
⑤ロースカツのチーズ焼き
同じロースカツでも、味を変えれば別のおかずとして使えます。
【材料(作りやすい分量)】
- 松のやサックサクロースカツ:1枚
- とろけるチーズ:少々
【作り方】
- ロースカツを袋の表示どおりに電子レンジで加熱し(レンジ加熱で2分が目安)、一口大に切る。
- アルミホイルに並べ、チーズを少量のせて、トースターでチーズが溶けるまで短時間加熱する。
④と⑤のようにひとつの商品を複数のパターンで展開できると、まとめ買いした冷凍メニューも飽きずに使い切れます。チーズは溶けて広がるため、量は控えめにし、おかずカップに入れて詰めると扱いやすいです。
⑥焼き銀鮭のほぐしごま和え
肉の主菜が続いた日は、魚に切り替える手もあります。
【材料(作りやすい分量)】
- 焼き銀鮭:1切(50g)
- 白いりごま:少々
【作り方】
- 焼き銀鮭を袋の表示どおりに電子レンジで加熱する(500Wで1分40秒が目安)。
- 中心まで温まったことを確認し、小骨が残っていないか見ながらほぐして、ごまを合わせる。
味付けは済んでいるので、ほぐしてごまを混ぜるだけで仕上がります。ごはんに散らして鮭ごはんにする、おかずカップに入れて主菜にするなど、詰め方も選べます。子どもの年齢に合わせて、一口の量を調整してください。
▼焼き銀鮭
まとめ
忙しい朝のお弁当作りでは、主菜を一から作らない日をつくるだけでも、負担を減らせます。冷凍庫に主菜になるメニューをストックし、「温める+ひと工程」までに絞れば、献立を考える時間も調理の工程も抑えやすくなります。まずは、冷凍庫の容量と子どもの好みに合わせて2〜3種類を選び、前夜に「明日はこれ」と決めておくところから始めてみてはいかがでしょうか。
松屋オンラインショップでは、牛めし(牛丼)・焼肉・とんかつ/揚げ物・海鮮といったカテゴリーから商品を選べます。最新の販売状況や内容量、調理方法、原材料・アレルゲンもあわせて各商品ページで確認できますので、ぜひご覧ください。
















